K-20 怪人二十面相・伝2012/05/06 18:09

 2008年の映画なんだけど、この間TVでやってたので久しぶりに観ました。
公開当時、あまり期待せずに見に行ったのに、あまりの面白さに夫婦二人で大満足して帰ってきたのを憶えてます。


「オールウェイズ 三丁目の夕日」の製作スタッフが、金城武、仲村トオル、松たか子、高島礼子、國村隼等の豪華キャストで楽しんで作ってます。
原作は北村想の怪人二十面相・伝
原作も買って読んじゃいました。
原作を映画にするにあたっては、設定とかも大幅に変えちゃってますが、そのおかげで大冒険活劇、エンターティナーに仕上がっててなかなか楽しめました。
なにしろ子供時代にわくわくして読んだ江戸川乱歩の登場人物、明智小五郎や小林少年が新解釈で登場し、二十面相が縦横無尽に駆け回る。
まるで宮崎駿のアニメを実写化したようなスピード感と爽快感。
とても良い映画なんだけど、さすがはTVの放送枠内でのブツブツの編集版で、よいところはいっぱいカットされてるし、特に松たか子演ずる羽柴葉子なる天然お嬢様の名シーンがかなりなくなっているのにはガッカリ。そのほかにも設定的に重要なシーンがカットされてるので、これじゃあちゃんとストーリーがわかんないんじゃないかなってところも…
しょうがないんだろうけど、できればこの映画はノーカットでやってほしかった。
まあDVDは持ってるし、観ようと思えばいつでも観れるんだけどね。
これも宮崎駿のアニメと一緒で、DVD持っててもTVで放送されればつい観てしまうってくちで…
んで、宮崎アニメのファンとしては、クライマックスでの松たか子のせりふは
「上がれ~!」にしてほしかったな、と…
ダメだよね、やっぱ…
(わからない人はDVD観てね)

さて、明日からまた茨城県に出張工事に行きます。
ほんじゃ、まったね~(^ ^)/~~~~~~